●目次
- オリンパス内視鏡システム【EVIS LUCERA ELITE】徳島県内初購入!
- 最新超音波診断装置HI VISION Avius【徳大病院・県立中央病院と同機種】を導入
- 自動CRP測定装置LT-130、自動血球計測装置5分類LC-5000を導入
- NBI内視鏡システムについて
- UCR内視鏡用炭酸ガス送気装置について
- 経鼻内視鏡について
●NBI内視鏡システムについて
当院では内視鏡検査において、早期発見と患者さんの苦痛軽減を図ることを 第一に考えながら、最新の技術を導入し対応してきました。 そして、新たに導入したのが、「NBI内視鏡システム」です。
「NBI」は、特殊な波長の青色光と緑色光を内視鏡の先端よりあてることで、 粘膜の血管を浮かび出させ、がんを見つけやすくする技術です。 青色光は、浅い部分までしか光が届かないため毛細血管の観察に、緑色光は深い部分まで光が届くので太い血管の観察に使用されています。
それにより、色の違いが強調されよりはっきりと血管の状態を確認することができるようになったのです。
NBI内視鏡システムの導入により、内視鏡による早期の食道がん・胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療の可能性がますます拡がっています。 また、検査に伴う患者さんの負担も軽減されていますので、まずは勇気を出して検診を受けていただくことが大事です。